昨今ポケカブームが凄くどこも品切れ状態だったぐらい人気なコンテンツだったのに何故急な下落したのかを解説したいと思います。
まずはポケモンカードとは何かについてです。
ポケモンカードは、任天堂のポケモンフランチャイズに基づいたトレーディングカードゲーム（TCG）です。1996年に日本で最初に発売され、その後世界中で大きな人気を博しています。
ゲームは、プレイヤーがポケモンのキャラクターカードやトレーナーカードを使用してバトルを行うことを目的としています。プレイヤーはデッキを構築し、対戦相手とカードを使いながら戦略的に戦い、相手のポケモンを倒すことを目指します。
各ポケモンカードには、ポケモンの名前、種族、HP（ヒットポイント）、攻撃や能力などが記載されています。また、トレーナーカードはゲームプレイをサポートするための特殊な効果を持っています。
ポケモンカードは、ゲームとしての楽しさだけでなく、コレクターアイテムとしても人気があります。レアなカードや限定版のカードはコレクターの間で高い価値がつくこともあります。
ポケモンカードゲームは定期的に新しい拡張セットが発売され、新しいポケモンやカードが追加されるため、長く愛され続けています。
よくあるカードゲームですが今回高騰していたのはこの中のコレクター需要の高いカードが何十万円の価値があるカードだったわけです。
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ポケモンカードの高騰にはいくつかの理由が考えられます。
1. レア度と人気の高いカード:
特定のポケモンカードが非常に希少であるか、プレイヤーの間で特に人気がある場合、そのカードの価値が高まります。限定版、シークレットレア、フルアートなどが高騰の原因となります。
まずはこれですこれに当たるのがリーリエやマリィ、アセロラなどのSRですね。
最近ではナンジャモが凄い人気を見せていました。
これらのカードがファンや転売ヤーの中で高値で売買されていてやってなくても名前くらい聞いたことある方も多いのではないでしょうか。
2. メタゲームの影響:
ポケモンカードゲームは競技性があるため、メタゲームに影響を与える強力なカードは需要が高まります。プレイヤーたちは勝利を追求するために、そのようなカードを求める傾向があります。
こちらはプレイヤー向けのカードでウッウロボやハイパーボール、ポケモン入れ替えなどがこれにあたります。
このあたりのカードは高くても一枚10万円以下で購入できるものが多い印象でした。
3. レトロなカードの需要:
ポケモンカードゲームは長い歴史を持っており、過去のセットや古いカードはコレクターの間で高い価値がつくことがあります。
これに当たるのは、かいりきリザードンやブラッキーなどフライカードで今手に入れることができないカード達です。
4. コレクター市場:
ポケモンカードはコレクターアイテムとしても人気があります。希少なカードを所有することがプレイヤーたちにとって誇りや満足感をもたらすため、それらのカードは高値で取引されることがあります。
これはマスクマンやゼクロムなど大会優勝プロモや女の子系のSRがこれにあたります。
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5.何故暴落したのか
それでは何故こんなに流行ったポケモンカードが急に暴落したのかなのですが、これは偽物の影響がかなり大きいです。
昨今カードゲームではpsa鑑定という傷の度合いを数値で表す鑑定があったのですがこれを偽物でも真似できてしまいその出来が良い為、買い取りができない状態になり信用がなくなってしまったという状況な訳です。
これにより今まで価値があったカードでも偽物かもしれないという疑心から購入を控えるユーザーが増え一気に下落したんですね。
こうなってしまうとポケモンカードというコンテンツに信用がなくなってしまい下落が進む可能性が高いです。
6.回復はあるのか
次にこの下落に回復はあるのかという話になるのですが、正直筆者は今のカードは難しいと思います。
本物と同じ偽物を作れるなら本物に価値がなくなってしまうからです。
例えばロレックスやルイヴィトンなら偽物を瓜二つに作るのはかなり困難でしょう、外見は真似できても職人さんが作った物の技術や製法は真似できない偽物が多いうえ真似できたとしてもかなりコストがかかり売り上げにならない、鑑定士の方が見れば偽物を見抜ける為価値が下がらないのです。
ただポケモンカードは原価的に偽物を瓜二つで作ったとしても大したお金はかからずさらに紙にコピーするだけなので比較的容易に偽物を作れるのでここからの回復は難しいと見ています。
以上をまとめますとポケモンカードはこれ以降プレイヤーには影響が少ないですが資産価値で持っていた方にはかなりの影響があると思っています。
やはり投資はリスクもあるので難しいですね。
